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ゲームのルールと支配者 [分類待ち]


ロックフェラーの完全支配 ジオポリティックス(石油・戦争)編 (超知ライブラリー)

ロックフェラーの完全支配 ジオポリティックス(石油・戦争)編 (超知ライブラリー)

  • 作者: ウィリアム・イングドール
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2010/09/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

  今回はコチラ「ロックフェラーの完全支配 ジオポリティックス〈石油・戦争〉編/ウィリアム・イングドール著、為清勝彦訳」である。満を持しての紹介と行きたいところであったのだが・・・。

 内容に関してとやかく言うほど読み込めなかったのが事実で、登場人物、歴史的背景など残念ながら、まだまだ頭に入れている状態というところである。今回はとりあえず、ざっと流し込んで、ニクソン大統領以降の近代史中心に読んでみた。

 訳者あとがきから抜粋する。戦争はなぜ起きるのか?その一つの答えとして本書には、第一次世界大戦以来、過去百年の戦争は、英米支配層が世界派遣を維持するために起こしてきたことが記述されている。その基軸が石油であった。

 一般に信じられているように、戦争は軍部の独走であるとか、ナショナリズムや宗教対立といった国民感情であるとか、偶発的な不幸な要因が重なり、結果的に発生したわけではなく、計画的に起こされていたのである。

 戦争の新しい形態。第二次大戦後、我々は、「民主主義」と「自由」の正義の国アメリカが、飽くなき拡張主義の共産国家ソ連と対峙しているという「冷戦」神話を信じこまされてしまった。

 「冷戦」を信じていた多くの人々にとって、ソ連崩壊後も世界に戦乱が続くことは、まったく理解不能なことだった。逆に言えば、ソ連崩壊後も戦争が続くことで、「冷戦」が嘘だったのがバレたのである。

 さすがにソ連崩壊後の世界では、国家間の対立・戦争という虚偽をもはや続けることができない認識したアメリカは、「テロとの戦い」を考え出した。バリエーションとして、「ウィルスの戦い」や「自然災害との戦い」などもある。

 第二次大戦前の大英帝国の軍事力による分かりやすい植民地支配から、戦後はアメリカが自分勝手なルールに「民主主義」や「自由」という名前をつけて諸国を実効支配する「非公式帝国」となった。

 この変化と同様に、今、彼らが目指しているという「新世界秩序」でのグローバルな人間支配も、究極的には警察力を使うとはいえ、基本的には、人々が自ら考え判断していると思わせる心理支配が中心になるようだ。(おわり)

soccergame.jpg

 これを読んで、最近の日本をお馬鹿な感じで見直してみると、去年は宮崎で口蹄疫流行ったな~とか、桜島噴火したな~とか、今年は東日本大震災かとか、ユッケでなんかあったな~とかなわけで・・・(証明はできないけれど)。

 そういう意味で、我々が訳者の言う支配層のゲームの一部に組み込まれてしまっていることを、まずは認識することが重要であるように思うのだ。認識できていないのでは、お話にもならない(笑)。

 そして、最後にその解決方法の一つを示している。英米支配層は、とにかく、理屈に関係なく、人類に互いに争って欲しいのだ。世界の平和・協調・発展こそが、彼らの覇権を脅かす恐怖であり、世界の人々が互いに憎しみ合い、争いあうことこそが、彼らの願いである。

 争うことは、英米支配層が場を握っているゲームに嵌ることであり、英米支配層が管理人をしているゲームセンターの常連客(カモ)になることである。

 ゲーム盤の上で踊らされている限り、勝者も敗者も負ける運命だ。子供にゲームで遊びすぎないように注意する前に、我々もゲームに嵌っていないか自省すべきであろうと。(おわり)

 まさに、その通りであり、今回の東日本大震災による福島原発で明るみに出た原発暴走にも通じる一つの答えがここにあるような気がしてきた。要するに、電気に頼る生活をやめなくてはいけないということだ。

 エネルギーを支配することで、諸国を支配してきた歴史を見れば当然の帰結である。だって、エネルギーに振り回されないで済むのだから。今後は、各自自活していく方法というのを模索するのがいいのであろう。というわけで、詳しい内容は本書をじっくり読み込んで、私に教えてネ(笑)!

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コメント 2

sumisumi

とってぃさん☆おはようございます!

「完全支配」という著書が翻訳本としても、
徳間書店から販売しているということは、
少なからずまだ望みはある、という気がしてきました。

3部作目が発売されたのとThinkerさんの初心者向き初版本が出て、まもなく311をしたのは少々あせりがあったのかなって妄想しちゃいました。

読書による覚醒のチャンスが大きく延びてしまう結果になりましたから。
それもそれ、すべてはひとーつ!(^^)

エネルギーを牛耳るのは常套手段なのでしょうね。
フリーエネルギーはすでに開発されているはずだと妄想してます。
密かにそれで過ごしている者もいるのでしょう。
表の世界でも核爆発に使用する原材料ではなく、
核融合という方法も編み出されているそうで、
水素電池と並んで楽しみな未来だなって思います。

プレサリアンや自己融解の人間になってしまえば、少なくとも肉体次元ではノープレブレムかなぁ〜(笑)。
自己融解状態だけでは、地球の真実を知るにはいたらずかと見てますが。(^^;)

と、またもや記事とはズレていきそうなので、この辺にて。((ヾ( ^-^)ゞ ♪
by sumisumi (2011-05-19 07:03) 

とってぃ

sumisumiさん☆こんばんは~。

徳間書店、ヒカルランドとか、最近はなかなか興味深い、玉石混合の著書が多数出版されています。乗り遅れると回ってこないので、新刊のチェックは欠かせません(笑)。

ブログとは違って、読書でしっかり咀嚼することで、また違う認識も得られるので、今はコチラも力を入れています。

フリーエネルギーはマインドコントロール2にもわりかしいろいろありましたね。というか、西先生と同等の天才もいっぱいいるのがわかってきました(笑)。

他の影響を受けにくいという点ではノープロブレムかも知れませんね。

まあ、それでも完全支配はほかの著書と違って、歴史と事実をしっかり追い求めることができるという点で、読み込むのが大変です(笑)ヽ(´ー‘)ノチャオ!

by とってぃ (2011-05-19 23:25) 

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